WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。

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2025/06/09 吉永ケンジ
韓国で進歩派の李在明氏が大統領に就任した。選挙戦は予想に反し苦戦した。その理由の一つは俗物と評される人間性だ。韓国人が忌避するほどの大統領が舵取りする新政権は、日本にどのような影響を与えるのだろうか。
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「Computex Taipei」2025リポート
2025/05/30 土方細秩子5月に台湾で開催された「Computex Taipei」で、世界最大規模のICT(情報通信技術)リサーチ企業、米ガートナー社による「2025年に登場する技術とトレンド、トップ12」というイベントが開催された。発表したのは同社のリサーチ部門…
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2025/05/18 滝沢頼子
注文からわずか10分で商品が届く「クイックコマース」と呼ばれる新たな小売形態がインドの都市生活に根づく。そうした事業はサービスの分野にも広がっており、生活そのものを変えつつある社会現象でもある。
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2025/05/11 吉永ケンジ
ロシアの対独戦勝記念日での軍事パレードに、北朝鮮の金正恩国務委員長の姿はなかった。日本のメディアで出席しない理由が挙げられているが、どれも正鵠を射ているとは思えない。本当の理由には、北朝鮮への理解が必要だ。
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2025/04/10 吉永ケンジ
韓国憲法裁判所が尹錫悦大統領に罷免を言い渡し、6月3日に大統領選挙が行われる。韓国の新政権は、国論の分裂と複雑化した国際環境の中で、通常与えられる約2カ月の政権移行期間もなく、選挙直後から難しい政権運営を迫られる。
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2025/03/11 滝沢頼子
経済成長を遂げているインドでは、依然として二輪車が主流の移動手段となっている。その中で、電動二輪車の成長スピードは目覚ましい。ホンダやスズキが参入を決めているが、勝機はあるのか。
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2025/03/03 村山祐介
半世紀以上に及んだ独裁政権が突然崩壊した中東シリア。市民の間には、拷問と処刑による恐怖政治から解放された喜びと、過激派が主導する国づくりへの不安が交錯する。現地を訪れた筆者がその現状を報告する。
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2025/02/21 谷川ひとみ
ウクライナ都市部はロシアによる大規模なインフラ施設を狙った攻撃にさらされている。この攻撃を受けてウクライナでは大規模な停電が断続的に繰り返される。大規模停電下のキーウでの生活を通じて、戦時下のウクライナの厳しさをお伝えしたい。
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2025/02/04 吉永ケンジ
北朝鮮のロシアへの派兵に対し、ウクライナや韓国から北朝鮮兵を「肉の壁」「弾除け」などと揶揄する意見が出されているが、朝鮮人民軍は勇敢さと高い練度によってウクライナ軍に苦戦を強いている。朝鮮人民軍の戦いぶりと北朝鮮国内での反応を分析する。
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2025/01/15 吉永ケンジ
韓国の尹錫悦大統領が内乱首謀の容疑で逮捕された。2度目の出動に屈した。現職大統領の身柄を拘束したのは、韓国史上はじめて。あらゆる場面で整合性を重視する日本人の立場から、理解しがたい状況。韓国は分断国家を選んだと言える。
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2025/01/09 吉永ケンジ
2025年の朝鮮半島情勢は年初から大きく動いた。韓国では尹錫悦大統領(職務権限停止中)の逮捕が試みられ、北朝鮮では極超音速飛翔体を搭載した新型中長距離弾道ミサイルが発射された。どのように動くか、対外関係の視点で考察していきたい。
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2024/12/27 土方細秩子
北欧フィンランドは国を挙げてスタートアップ育成に注力し、それを可能にするビジネスエコシステムが完備した国だ。国内外を問わず優れた頭脳を集め、それを事業化し、さらに国際的に売り込む政府系組織が存在する。そんな中で、特に日本との関わりも深く国…
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2024/12/21 土方細秩子
12月4日、建設途上の大阪万博会場にて、北欧パビリオンお披露目前イベントが主催するイベントが開催された。北欧パビリオンのスポンサーの一社であるフィンエアーによるクリスマスツリーの点灯式、そしてフィンエアーを利用して日本を訪れたサンタクロー…
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2024/12/12 土方細秩子
北欧フィンランドでは毎年11月にSLUSHという、主にITやスタートアップを紹介する国際的なコンベンションが開催される。今年で10回目となるSLUSHはフィンランドの非営利団体スタートアップ基金を母体とし、現在のCEOは若干25歳のアイノ…
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2024/12/09 吉永ケンジ
韓国の尹錫悦大統領が44年ぶりとなる非常戒厳を宣布し、世界中に大きな衝撃を与えた。戒厳はわずか6時間で終わり、尹大統領の弾劾訴追も否決された。ダイナミックな韓国政治を見る思いだが、この事件の本質を振り返っていきたい。
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2024/12/04 吉永ケンジ
韓国の尹錫悦大統領が「非常戒厳を宣布する」と明かした。最高権力者が最も犯してはならない悪手を打ったと言える。日本人に馴染みのない戒厳を説明するとともに、尹大統領が戒厳を宣布するに至った理由と今後の影響について解説していく。
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2024/11/30 土方細秩子
日本からはフィンランド航空の直行便があり、夜10時に羽田を出発、翌日朝4時にヘルシンキ到着、と1日を有効に使える。ロシア上空が飛べなくなり飛行時間は13時間程度に伸びたが、北回りの場合は乗客に「北極点通過証明書」が配られるなど、マイナスを…
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2024/11/25 谷川ひとみ
ロシアのウクライナへの全面侵攻によって、多くのウクライナ人が、自らが「ウクライナ人」であるというアイデンティティを強く意識し、主張するようになった。それに寄与しているのが女性たちだ。独自の文化を守るべく活動する女性たちを追った。
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2024/11/18 渡邊啓貴
トランプ氏は、選挙期間中から「ウクライナ紛争は24時間で解決できる」と豪語していた。その解決はおそらく決して真の解決ではないだろう。当面の着地点が米露核兵器大国間の外交による事態の終結だと予想されるからだ。
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2024/10/29 吉永ケンジ
北朝鮮の公式メディア「朝鮮中央通信」が北朝鮮領空に侵入し、捕獲された無人機を解析した調査結果を発表した。発表した情報から、平壌上空を飛行した無人機は韓国軍のものであった可能性が大きい。
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